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新・篠村商店な日々

管理人1が綴る、篠村商店な日々です。 廃棄物問題、環境問題、会社で起こった事など書き綴っております。

スプレー缶、穴あけ

雪が少ないのが救いです、寒いですけど。

新年スタートし、1週間が過ぎました。
挨拶まわりも大体終え忙しい日々を過ごしておりますが、そんな中、客先の廃棄品置場を見ると、年末に片付けたはずなので山盛りのスクラップが。
近づくとスプレー缶です。
このスプレー缶の類、鉄くずですから有価物にはなるのですが厄介なものでもあります。
スプレー缶の中にはガスが入っているわけですから、使い切る・・・というよりも、ガスが完全に抜けきっている必要があります。
また、密閉物は炉には御法度ですから、穴あけといった措置が必要です。

かれこれ20年近く言い続けていることなのですが、このスプレー缶はちょっと目を離すとえらいことになります。
穴があいていない、中身が残っている、プラスチックの蓋をはめたまま、未使用まで放り込まれていることも。
炉に万一、これらを投入した場合、爆発します。
大事故になる可能性もあります。
そのため、必ず中身を使い切ったうえで缶に穴をあけて欲しいとお願いしています。

ところが、一般廃棄物を回収している自治体の中には、この穴あけを不要としているところもあります。

スプレー缶の回収方法 岡山では 穴開け6市町不要
(山陽新聞)

穴あけ作業の際に出火するトラブルがあるため、穴あけ不要としたのだそうです。
中には、高齢者の負担を和らげるためともありますが、今日日、簡単に開ける道工具もあるのですがね。

当社的には万一のことを考えると、「プラなし、中身なし、穴あき」が絶対条件としています。

但し、まれに質問されるのですが、カセットコンロなどに使うガスボンベ缶の類も穴開けたほうが良いですか?というもの。
鉄屑として炉に入れるためには穴あき必須ですが、ガスボンベに穴を開けるというのは危険を伴います。
中身が残ったまま穴を開けると、中からガスが勢いよく出てきます。
近くに火の気があったりすると、大変なことになるのでとっても注意が必要となります。
屋外などの風通しが良く、火の気、人の気がないところで行うのが良いでしょう。


カセットこんろ「コン郎」ボンベ・ライター用「ベスタガスボンベ」のガス抜き方
(株式会社東海)

先日の北海道でも爆発事故にもありますが、可燃性ガスに引火した場合とっても危険です。
この時期寒いですが、外の風通しが良い場所で行うことが望ましいです。

2019年

新年あけましておめでとうございます

本年もよろしくお願いいたします



本日から通常営業を開始致しました。
年末年始、さほど雪が降らなかったため、さっとした雪かきで済んでおります。
客先はまだお休みのようで、今年の本格的な稼働日は7日からとなりそうです。

平成も遂に終わり、新しい元号がスタートする本年。
皆様にとって良い年となるようお祈り申し上げます。

ビットコインは金より高し

12月、今年最後の月となりました。
色々あったようで、いつもと変わらないような、そしてあっという間な年でした。
こないだまで暖かい冬で~と言っておりましたが、もう寒いです。
雪も降りました。
構内、雪かき山脈も標高は低いながら出来ました。


ビットコイン採掘の年間エネ消費量、デンマークよりも大 「隠れ環境コスト」に警鐘(AFPBB News)
http://www.afpbb.com/articles/-/3196261?cx_part=latest


一時期、新たな通貨や投資となる得るかと騒がれたビットコインを始めとする仮想通貨ですが、最近あまり騒がれなくなりました。
それでも世界各地で今も、仮想通貨の採掘(マイニング)が続けられています。
仮想通貨は、一般の通貨と違って実体がありません。
そのため、取引をするにはネットワークを介して通貨データの整合性を取る作業が必須となります。
しかし、この作業を行うには非常に計算量を要するため、それなりのコンピュータが必要となります。
そして、この計算は誰でも行うことができ、誰よりも早く計算できた人にはご褒美で報酬が得られる仕組みになっています。

性能が良いコンピュータを持っていれば、放っておいてもお金が生まれる仕組みなわけです。
ということで、世界中で躍起になってマイニングをしているわけです。

ところがそこに大きな落とし穴が。
コンピュータだって電気というエネルギーを使用しなければ動きません。
熱にだって弱いし、部品だって劣化すれば交換しなければなりません。
1ドル分の仮想通貨を稼ぐの要するエネルギーは、なんと金1ドル分掘り起こすエネルギーの3倍要するのだそうです。

記事の中で、「2018年に、ビットコインはデンマーク以上のエネルギーを消費する見通しだ」と記載があります。
すごい数字です。
仮想通貨が広がれば広がるほど、エネルギーの消費は膨大な数字になるということです。

これ、ほんとにコスト合うんですかね。
日本でやったら合わないでしょうね。

環境負荷が大きいとされているビジネスは多くありますが、仮想通貨もその一つになったと言えるのでしょうか。
仮想通貨の性能上、マイニング無しでは成り立ちませんから画期的なコンピュータが登場しない限り、電気と土地の安い国にマイニング工場が乱立するだけでしょう。

ちなみに現在は、ぶっちぎりで中国が多いそうです。

プラスチックゴミ

寒くなってきました。
とは言っても例年に比べると大分暖かく、11月という感じがしません。
来月には今年も終わりだと言うのが信じられません。
今年の冬は雪が多そうな気がしますが。

全国的にプラスチックゴミが増えております。
増えているというより元々多かったのですが、大部分を中国に頼っていたのがダメになってしまっただけなんですが。
お陰で、あちこちの処分場でプラスチックが溢れんばかりです。

身の回りを見てみると、プラスチックが非常に多いことが判ります。
もはやプラスチックに囲まれて生きているようなものです。
ですので、廃棄されるプラスチックも当然山のようになるわけです。

プラスチックゴミはその量だけが問題ではなく、海を漂うマイクロプラスチックのような害ももたらします。
塩の中から大量のマイクロプラスチックなんてショッキングなニュースも。



調味料である塩に含まれていると言いますから、他人ごとじゃありません。
プラスチック汚染が世界中、いたるところに広がっていると言えます。

ではプラスチック廃棄物や製造に対して、何か国際的な取り組みがあるのでしょうか。



なぜかストローとレジ袋を目の敵に。
正直、ストローなど規制したところでプラスチックゴミの何%が削減できるのかと。
ストローを無くせば、プラスチックゴミが減ると本気で考えているとは思えませんが、ストローやレジ袋だけ規制したところでどれほどの効果があるのか。

弊社に入ってくるプラスチックゴミの大半は容器の類として使われたものです。
包装用だったり、ケースだったり。
最近の電子製品も筐体がほとんどプラスチックです。
これらが単一材料であればまだリサイクルの道もあったのでしょうが、金属やガラス、異種類のプラスチックの一体品が多く、最終的には焼却行きとなるものがほとんどです。
ガソリンが値上げされている横で、プラスチックがどんどん処分されています。
ある程度の規制も大事なのでしょうが、リサイクルや適性な処分システムの構築は国を挙げて行う必要があると思います。

10年前に比べると、プラスチックのごみは2倍近く増えました。
処分費もずっと値上りしました。
しかし、受け入れ先の数は決して増えている訳ではありません。
ストローやレジ袋なんて言っていると、プラスチックゴミが身の回りに溢れるような事態になるやもしれません。

個人的に非常に危惧しているプラスチック問題でした。

廃棄物処理費の改訂が増えています

台風が過ぎ、気温が日に日に下がっていくのを感じます。
急な気温の低下のせいなのか、風邪が流行っています。
管理人も久々に風邪をひき、抜けないまま1週間が経過しました。
しつこい風邪に2018年の終わりを何となく感じます。

先月は半期締めとあり、多忙な1ケ月となりました。
毎月月末は伝票整理などあるため「終わった~」感で締めるのですが、9月は「やっと終わってくれた…」と脱力感が強かったです。

仕事のほうは確かに通常月よりは忙しかったのですが、それよりもスクラップの値下げや廃棄物の値上げが続いており、それによる調整のほうに手間取りました。
プラスチックや金属スクラップの一部が輸出不調になって以来、じわじわと廃棄物の値上げと広がりが続いており、ここにきて我慢しきれないスクラップ屋や処理場が値上げに踏み切ってきているようです。

廃棄物の処理費用が上がるメカニズム…と言うほどでもありませんが、要因は簡単です。
最終処分場が上がれば、皆上がります。
廃棄物の供給過多になれば、受入制限のために値上げ傾向になります。
逆に廃棄物の量が減れば、集めるために値下げ傾向に傾きます。
最終処分場はキャパが決まっています。
そのため売上を伸ばすには、高密度で埋め立てるか単価を上げるしかありません。
様々な要因で売上を伸ばさないといけない、時間も労力ない…となると単価を上げざる得ないことになります。
さて、埋立場が値上げとなると、困るのが焼却施設やシュレッダー施設です。
どちらも次の行程が埋立となる訳ですので、値上げされれば影響大です。
すると、遺憾ながら値上げが起こります。
後はなし崩し的に、値上げの連鎖反応が起こります。
まもなく排出者の元に、値上げ要請が来ることになります。

さて、一旦上がった処理単価、中々下がることはありません。
処理場が多い地域では、値上げが起こりにくく値下げが起こりやすい環境であると言えます。
逆の地域では、値上げが起こりやすく値下げが起こりにくい環境となります。
長い時間経過と共に、処理場の多い地域と少ない地域では処理単価に大きな開きが生まれることになります。

値上げが良い、悪いという話ではありません。
払う立場では、値上げは好ましくないのは当たり前ですし、貰う側からすれば値上げしたいのは商売の常です。
適正な価格ではあれば値上げも仕方ありません。
ただ単価だけを並べて高い安いでは無く、地域性を考慮してやむなしと判断することもあります。
値上げする側も、値上げ額の妥当性をきちんと説明できるものであって欲しいとも感じます。

値上げ通知を機に、廃棄物の見直しをするのも手かもしれません。