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新・篠村商店な日々

管理人1が綴る、篠村商店な日々です。 廃棄物問題、環境問題、会社で起こった事など書き綴っております。

プラスチックゴミ

寒くなってきました。
とは言っても例年に比べると大分暖かく、11月という感じがしません。
来月には今年も終わりだと言うのが信じられません。
今年の冬は雪が多そうな気がしますが。

全国的にプラスチックゴミが増えております。
増えているというより元々多かったのですが、大部分を中国に頼っていたのがダメになってしまっただけなんですが。
お陰で、あちこちの処分場でプラスチックが溢れんばかりです。

身の回りを見てみると、プラスチックが非常に多いことが判ります。
もはやプラスチックに囲まれて生きているようなものです。
ですので、廃棄されるプラスチックも当然山のようになるわけです。

プラスチックゴミはその量だけが問題ではなく、海を漂うマイクロプラスチックのような害ももたらします。
塩の中から大量のマイクロプラスチックなんてショッキングなニュースも。



調味料である塩に含まれていると言いますから、他人ごとじゃありません。
プラスチック汚染が世界中、いたるところに広がっていると言えます。

ではプラスチック廃棄物や製造に対して、何か国際的な取り組みがあるのでしょうか。



なぜかストローとレジ袋を目の敵に。
正直、ストローなど規制したところでプラスチックゴミの何%が削減できるのかと。
ストローを無くせば、プラスチックゴミが減ると本気で考えているとは思えませんが、ストローやレジ袋だけ規制したところでどれほどの効果があるのか。

弊社に入ってくるプラスチックゴミの大半は容器の類として使われたものです。
包装用だったり、ケースだったり。
最近の電子製品も筐体がほとんどプラスチックです。
これらが単一材料であればまだリサイクルの道もあったのでしょうが、金属やガラス、異種類のプラスチックの一体品が多く、最終的には焼却行きとなるものがほとんどです。
ガソリンが値上げされている横で、プラスチックがどんどん処分されています。
ある程度の規制も大事なのでしょうが、リサイクルや適性な処分システムの構築は国を挙げて行う必要があると思います。

10年前に比べると、プラスチックのごみは2倍近く増えました。
処分費もずっと値上りしました。
しかし、受け入れ先の数は決して増えている訳ではありません。
ストローやレジ袋なんて言っていると、プラスチックゴミが身の回りに溢れるような事態になるやもしれません。

個人的に非常に危惧しているプラスチック問題でした。

廃棄物処理費の改訂が増えています

台風が過ぎ、気温が日に日に下がっていくのを感じます。
急な気温の低下のせいなのか、風邪が流行っています。
管理人も久々に風邪をひき、抜けないまま1週間が経過しました。
しつこい風邪に2018年の終わりを何となく感じます。

先月は半期締めとあり、多忙な1ケ月となりました。
毎月月末は伝票整理などあるため「終わった~」感で締めるのですが、9月は「やっと終わってくれた…」と脱力感が強かったです。

仕事のほうは確かに通常月よりは忙しかったのですが、それよりもスクラップの値下げや廃棄物の値上げが続いており、それによる調整のほうに手間取りました。
プラスチックや金属スクラップの一部が輸出不調になって以来、じわじわと廃棄物の値上げと広がりが続いており、ここにきて我慢しきれないスクラップ屋や処理場が値上げに踏み切ってきているようです。

廃棄物の処理費用が上がるメカニズム…と言うほどでもありませんが、要因は簡単です。
最終処分場が上がれば、皆上がります。
廃棄物の供給過多になれば、受入制限のために値上げ傾向になります。
逆に廃棄物の量が減れば、集めるために値下げ傾向に傾きます。
最終処分場はキャパが決まっています。
そのため売上を伸ばすには、高密度で埋め立てるか単価を上げるしかありません。
様々な要因で売上を伸ばさないといけない、時間も労力ない…となると単価を上げざる得ないことになります。
さて、埋立場が値上げとなると、困るのが焼却施設やシュレッダー施設です。
どちらも次の行程が埋立となる訳ですので、値上げされれば影響大です。
すると、遺憾ながら値上げが起こります。
後はなし崩し的に、値上げの連鎖反応が起こります。
まもなく排出者の元に、値上げ要請が来ることになります。

さて、一旦上がった処理単価、中々下がることはありません。
処理場が多い地域では、値上げが起こりにくく値下げが起こりやすい環境であると言えます。
逆の地域では、値上げが起こりやすく値下げが起こりにくい環境となります。
長い時間経過と共に、処理場の多い地域と少ない地域では処理単価に大きな開きが生まれることになります。

値上げが良い、悪いという話ではありません。
払う立場では、値上げは好ましくないのは当たり前ですし、貰う側からすれば値上げしたいのは商売の常です。
適正な価格ではあれば値上げも仕方ありません。
ただ単価だけを並べて高い安いでは無く、地域性を考慮してやむなしと判断することもあります。
値上げする側も、値上げ額の妥当性をきちんと説明できるものであって欲しいとも感じます。

値上げ通知を機に、廃棄物の見直しをするのも手かもしれません。

太陽光発電、買取額半値

秋ですかね。
秋のような気がします。
今年ももう後半戦になってしまいました。
何事も始まりがあれば終わりがあるものです。
自然エネルギーの代表格だった太陽光にも・・・


太陽光買い取り、半額以下に…国民負担を軽減(YOMIURI ONLINE)


一次はメガソーラーだなんだと激熱だった太陽光発電事業、最近は電力会社側が買取休止など雲行きが怪しくなってきた事業ですが、とうとう買取額が半額以下になることとなりました。
とは言っても、現存のものではなくこれからのもののようですが。

太陽光買取制度が始まってから、田舎の景色が大きく変わりました。
山は削られ、木々は倒され、そこに現れるはソーラーパネル。
こんなとこまで!と言った場所まで現れ、自然に優しいどこから自然破壊の権化みたいなことになっています。
更にこれから訪れるソーラーパネルの廃棄問題、正直、弊社程度では受入を拒まざる得ないものです。
そんなものが年間数十万トンも発生した場合、一体どうなってしまうのか。
それでもソーラーは環境に優しいのか。
今年は強力な台風も多く、ソーラーパネルの新たな問題が露見しました。
台風でパネルが飛ばされたり、損傷する事例が発生したそうなのですが、太陽光パネルは部分的に損壊しても太陽光を受ければ発電が続くため、触ると感電する恐れがあるのだとか。

悪いことばかりでは無いものの、現況の自然エネルギー買取制度は設置者が利益を得た分、消費者が支払うだけのシステムになり下がったのが問題なんだと思います。
資金があれば山を削ってソーラー設置すれば儲けられるですから、そりゃやりますよね。
税金対策に持ってこいですから。
今回の買値半額も、自然環境が~というよりも租税回避対策のようにも見えますが。

さてこれである程度ソーラーパネルが増殖することは抑制されることでしょう。
しかし、太陽光発電事業の終わりが見えたことも意味します。
利益が得られる事業は継続されるでしょうが、利益が得られないとして事業を終了させる際、当然、パネルの撤去が必要になります。
その費用、設置ほどではないにしろ結構な額です。
そして後に残った広大な野原はどうするのでしょうか。
ドイツなどでは設置前の状態に戻すのが義務でした。
日本はどうなるのでしょうか。
自然に木々が生えるまで放置なのでしょうか。

太陽光の買値半額よりも深刻な問題がありそうです。

今年もクラゲ

気が向くと当ブログで取り上げるクラゲ。
普段、別段好きって訳じゃないんですが、何となく話題が目に付くのがクラゲなんですねこれが。
今年もクラゲのシーズンがやってきたわけですが、今回はクラゲにとって穏やかな話題ではありません。


世界中の海岸を襲うクラゲに、科学者達が立ち上がった(ニューズウィーク日本版)
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/05/post-10113.php



クラゲの大量発生に困っているのは日本だけではありません。
世界各地で深刻な被害をもたらしているクラゲ、遂に科学者達が立ち上げることに。
具体的にどう…ということは未だ無いようなのですが、クラゲがお金になればクラゲ漁など起きてクラゲ撃退に…ってことなのかと。
今、世界中で注目されつつある海に漂うマイクロプラスチックも、クラゲの粘液でキャッチできるって言いますから、これを活用できれば確かにクラゲがお金を生むことに。
他にも、肥料や食料、化粧品にまで活用できればと考えられているそうです。
とは言え、ほとんどが水で出来ているクラゲ、どれも商業的になるのか疑問ですが…。



ゴキブリ3億匹が15トンの生ごみ処理、衛生面には懸念の声も 山東省(AFPBB News)
http://www.afpbb.com/articles/-/3183993


個人的に度肝を抜かれたニュースです。
生ごみの処理にゴキブリを使用すると言うのですから、何と言うかダイナミックと言うか安直と言うか…。
3億のゴキブリ・・・想像しただけで寒気がしまう。
ゴキブリ1匹見たら何とやらと言いますから、当初3億でも現在の数は・・・まして食べるに困らない環境、とっても元気なものになっているような気がします。
しかし、昆虫が人間の思い通りに、まして太古より進化しない究極の生物であるゴキブリが思い通りになるとも思えませんが。

いつものパターンで謎の爆発→ゴキブリ脱走のコンボが発生しないことを祈るのみです。

ミミズとかならよかったのに…。

廃棄プラスチックのいま

中国が廃棄プラスチックの輸入を2017年後半から禁止し、半年以上が過ぎました。
身近なところでも、今まで売却できていたプラスチックが産廃となってしまっていると思います。
中国は世界中から廃棄プラスチックを買取しておりましたので、禁止措置で世界的に廃棄プラスチックが溢れています。

China Just Handed the World a 111-Million-Ton Trash Problem - Bloomberg
https://www.bloomberg.com/news/articles/2018-06-20/china-just-handed-the-world-a-111-million-ton-trash-problem


中国は1992年から、廃棄プラを国内で利用するため1億600万tにのぼる量を輸入しておりました。
しかし、全てのプラスチックが100%リサイクルされるわけではありません、一部のプラスチックは再生できずゴミとなります。
そしてその量も膨大であると推測されていました。
中国はこの問題に対し、ゴミとなる可能性があるプラスチックの輸入を2017年後半から禁止しました。
すると、それまでプラスチックのリサイクルを中国に頼り切っていた国では独自に廃棄プラスチックの処分を考えなければいけなくなりました。

アメリカの研究チームによると世界中で発生する廃棄プラスチックは、8割が埋立、1割が焼却。
残りの内、数百万tが海へと流れ出て、僅かな量がリサイクルされるのだそうです。
そのリサイクルされるプラスチックの半分以上を中国が引き受けていたのだそうです。

さて、中国に拒否されたプラスチックたち、現在でも世界中で問題となっています。
オーストラリアではリサイクルなど言ってられないと埋立行きです。
イギリスでは保管後、焼却行きだとか。
日本でも同じようなものです。
有価物では無くなったプラスチックは、焼却やRPF化となりました。
処分場はプラスチック系のごみが急に増えることとなったわけです。
長い目で見るまでもなく、いずれプラスチックごみがだぶつき問題となるでしょう。

一部の国や企業ではこの問題に対して、
・使い捨てプラスチックの使用を減らすor止める。
・自ら再生利用する方法を考える。
といった動きが生まれています。
EUでは使い捨てプラスチックの使用禁止、先日台湾でも来年7月から使い捨てストローの提供を禁止することが決まりました。
日本でも使い捨てプラスチック製品が消える日も近いのかもしれません。

便利なプラスチックですが、こうなってくると問題山積です。
何事もほどほどなんですね。