金メダルを噛む

2008年08月21日
今朝は激しく雨が降っております。
そして寒いです。
昨日も仕事帰りに大雨になったわけですが、大雨どころかもう滝のようでした。
しかし、自宅に着いたところで雨は止み・・・
今年は滝のような雨が多いような気がします。

最近のテレビはオリンピック情報が一日中流れております。
管理人、スポーツ自体が不得手なのであまり興味があるわけではありませんが、やっぱり日本人選手が金メダルを獲るとうれしいものです。
そんなオリンピックの良く見かける風景のひとつに、金メダルを噛もうするポーズです。
あれはなんなのでしょうか。

その昔、時代劇で小判を噛んで「これは偽者だ!」みたいなシーンをよく見かけました。
小判は金で出来ており(時代によって違いますが)、金というものは純度が高ければ軟らかいものです。
故に、噛んでみて歯型が残れば本物で、偽造したものなどは硬かったりしたということらしいです。
そんな話を聞くと、昔の小判は歯型だらけじゃなかったのだろうかと思ってしまうわけです。

話は戻りますが、金メダルを噛むという行為もここからきたのだと思われます。
残念ながら、現在の金メダルというものは純金製ではありません。
純度92.5%以上の銀製メダルの表面に6g以上の金メッキしたものと、オリンピック憲章で定められているためです。

ここからが今日の本題となります。前置きが長かったですが。
今回、オリンピックの開催国は中国です。
中国には様々なイメージがありますが、日本では毒入り餃子事件を思い出すでしょうし、アメリカでは水銀入り塗料を、ヨーロッパでは放射性物質入り合金を思い出さざる負えません。
そこから今回の中国製メダル・・・安全なのか?という不安もあるのではないかと、北京五輪組織委員会のほうから「「北京五輪のメダルの材料はすべて国家レベルの品質検査をパスしており、有害物質は含んでいない」と発表したそうです。

なんかかえって怪しいような気になっちゃいますよ・・・。

これで安心と、金メダルを獲ったら絶対に噛むぞと意気込む選手の皆さんが万一おりましたら、そういったレベルでは無く、めっき製品を噛むのは止めましょう。
めっきをする際には、多種多様な方法でめっきを行います。
そして有機溶剤で洗浄したり、硫酸やシアンなどの薬品も使用されます。
しっかり洗浄や中和はされておりますので、通常はまったく問題ありませんが、そういったものを口の中に入れるのはあまり好ましくないような気がします。

そんなわけで、オリンピックで金メダルを噛むふりをするポーズを見るたびに、試合以上にハラハラする管理人なのでした。

スクラップからリサイクル 〜オリバー♀編

2008年08月11日
暑い日が続きます。
暑さに弱い管理人ですが、それ以上に弱いのがオリバー♀です。
かなりの勢いで夏バテします。
夏バテしても食欲だけは落ちないのは感心するのですが。

現在、作業場の一番涼しい場所にて過ごしておりますが、それでもハァハァ煩いのでとある従業員がオリバー♀のためにスクラップから、夏を快適に過ごすアイテムが設置されました。
その素晴らしい作品をご覧ください。


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作品No.48695 オリバー♀専用アルミ冷却板弐式改

弐式改と言うだけあって、数々試してみましたが中々しっくりくるものがありませんでした。
最初はアルミ板をペッと置いただけでしたが、見向きもせず。
オリバー♀の興味を引くべく、弐式には食べ物を装填できるようにしたものの、食べてしまえばこれまた興味を無くす。
そこで普段引き篭もっているハウス内に設置することにより、ハウスの快適性が向上したという一品です。


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作品No.48696 オリバー♀専用強制排気ファン銀狼

これまた従業員一名が、作業中にこっそり仕事をサボ・・・ゲフンゲフン、製作してくれた一品です。
扇風機の風を直接当ててしまうと風邪をひいてしまう恐れがあるため、また強制排気させることでハウス内の空気を強制的に流動させることで、熱気をガンガン排出させるという末恐ろしい装置です。
しかしながら、ハウス内の熱気と共にオリバー♀スメル(臭気)まで一緒に拡散させてしまうという諸刃の剣でもあります。
オリバー♀スメルは、かのラフレシアも真っ青になり枯れ果てるほどの威力です。
最大事には目を開けていられないほどです。(洗えって話ですが)

このように、日々オリバー♀はスクラップから様々な快適グッズを手に入れるわけです。
皆様も、ゴミを捨てる前にふとペットのことを考えてあげてみてください。
もしかしたら、ペットが快適になれるグッズがあるやもしれません。

水たまりにコイン

2008年08月06日
ここ2,3日の暑さたるやすごいものがあります。
オリバー♀と接待犬パピー数十匹が、一本の犬用ジャーキーを取り合うが如くのすごさですね。
暑い時は涼しいほうへ、水のある場所へと体が勝手に行くもので、気がつけばお店の中の噴水の前に居たりします。

子供のころから不思議に思っていたのですが、デパートや町中に水が溜まる場所があると、必ずと行って良いほど硬貨が投げ込まれております。
しかもその数も結構な量です。
管理人がいつも行く小さな噴水もまたコインが沢山投げ込まれておりました。

しかし、先日行ってみると噴水の中に硬貨が一枚も投げ込まれておりませんでした。
そして「お水が汚れちゃうので、硬貨を入れないでね」という、かわいらしい紙がそこらじゅうに貼られておりました。

確かに、硬貨を水に投入すれば酸化が促進されて水を汚してしまうなと思いつつ、何故に人は水溜りを見ると硬貨を投げ入れるのでしょうか。

まず、硬貨が水に投入されるとどのようなことになってしまうのでしょうか。
硬貨の種類と材質を考えてみましょう。

1円  ・・・ アルミ(1000系)
5円  ・・・ 黄銅(銅-亜鉛)
10円  ・・・ 青銅(銅-亜鉛-すず)
50円  ・・・ 白銅(銅-ニッケル)
100円 ・・・ 白銅(銅-ニッケル)
500円 ・・・ ニッケル黄銅(銅-亜鉛-ニッケル)

アルミはアルミイオン(Al3+)は生物にとって有害とされています。
魚が住んでる池になんて入れちゃいけませんね。
銅は、動物にとって微量は必要とされますが、多すぎると毒性があるとも考えられております。
銅イオンが多すぎると、魚さんや植物にあまり良くない環境で、変わりに苔が沢山生えますので、これまたよろしくありません。
金属亜鉛も有害でよろしくありません。ニッケルも金属アレルギーを引き起こすとされており、これまたよくありません。
要は金属を水たまりに入れる行為は、良い結果は何も無いということです。

ではなぜ水たまりに人は硬貨を投げ入れるのでしょうか。
ローマのトレビの泉は有名ですね、コインを投げ入れるともう一度こられるとかどうたら。
また、日本でも占いとして池に硬貨を入れることもあるそうです。
しかし、百貨店の噴水やらに硬貨を入れたところで何か御利益があるわけでもないでしょうし、これもまた不思議な慣習としかいいようが無いと思います。

管理人の憶測ですが、日本人はレミングスの群れのような習性があるように思われます。
そのため、誰か一人が動機はおいておいて水たまりに硬貨を投げ入れたとすると、それに連動して別の人も投げいれ、以後、そこに硬貨が投げ込まれているのを目視すると、みんながやっているので私も俺もといった具合に、次々と連鎖していくのではないでしょうか。

と、ダラダラと書いて参りましたが早い話、掃除をする身にもなってみろということでしょう。

硬貨による汚れって、すごく落ちにくいそうですよ。

放熱する金属

2008年08月05日
現在まだ涼しい時間帯です。
朝晩気温が下がるのが、この地方の特徴であり夏を乗り切れる要因のひとつではないでしょうか。
お陰で、昼間さえなんとか乗り切れば、エアコンなど必要ありませんから。
エアコンをつけて寝ると、翌朝体調が悪いなんてことよくありますからね。
今年も暑くなると思われます。
涼しげな東北に避暑などいかがでしょうか。

避暑なんてとんでもない。席から動くこともままならない、最近5時になると電気消されて地獄だよ!とお嘆きの方がもしかしたらいらっしゃるかもしれません。
東北でもない限り、5時を過ぎたところで外気温は大して下がらず、窓を開けた瞬間に生暖かい風が部屋に広がり、一瞬にしてシャツを汗で濡らすこととなるでしょう。

そんな夜が憂鬱な皆さん、今日は手軽で簡単、身近な放熱の方法を提案したいと思います。

ズバリ「放熱板(ヒートシンク)」です。

放熱板は、機械や電子機器などの発熱する部分に取り付け、熱の放散によって温度を下げることを目的にしたものです。
その材質は、熱伝導率からアルミや銅が好まれて使用されております。
銅は材料自体が高いので、パソコンなどの大量生産の物にはアルミの押し出し成型のもの(主に6000系)が使用されております。
放熱板の性能は、熱抵抗の少ないものほど良いとされております。
更に性能を上げるために、表面積を大きくしたり、ファンを取り付け強制的に空気を流動させたりもします。
最近では、冷却水を循環させたりします。
放熱性は優れておりますが、コスト高にも冷却水漏れといったトラブルも発生しますので、まだまだアルミ放熱板の時代では無いでしょうか。

こうした放熱板の特徴を有効活用すれば、電気の無いオフィスでも快適に過ごせるのでは無いでしょうか。
椅子など長時間座っていますと、熱が蓄積されて汗の元になります。
これを放熱するとか、もう体温が上がりそうな位置に放熱板を仕込むとか、オフィス全体を放熱板で作ってしまうとかいかがでしょうか。

全身に付けたら、重くて動けなくなってしまうでしょうが。

このような素晴らしい性能を持つ放熱板ですが、管理人の頭脳では大した有効利用が思いつきません。
せいぜいオリバー♀に放熱板を大量にガムテームではっつけて、どうなるのか実験してみたいと思います。

鉄と亜鉛めっき 2nd

2008年07月30日
昨日に引き続き亜鉛めっきのお話です。
亜鉛メッキと書いておりましたが、正式にはめっきですすいません。
鍍金若しくは滅金という言葉から来ている、純粋な日本語なので外来語のような「メッキ」ではなく、「めっき」と書くのが正しいようです。

亜鉛めっきは非常に優秀であることを説明いたしました。
鉄が錆びるのを、身を呈して守る亜鉛。
それでいて、お互いがっちりと合金を作って一体感も出す。
これ以上に無いくらいの連帯感ではないでしょうか。

しかし世の中うまい話ばかりではありません。
山あれば谷あり、良いとこあれば悪いところも、無くて七癖、逆転無罪・・・
万能に見える亜鉛にもデメリットがあります。

まず、亜鉛めっきそのままの被膜は亜鉛の反応性の良さが仇となり、変色を起こします。
更に、耐食性も良くありません。
そのため、亜鉛めっき後にクロメート処理といったものが必要になってきます。
またその酸化性の良さも、リサイクルにおいては回収を難しくする一因になっております。
一度、酸化亜鉛として回収し、そこから亜鉛を回収しなければならないという手順を踏むために、コストが掛かってしまいます。
また、亜鉛を含んだ鉄を炉の中に投入すると、有毒性のガスが発生したり、亜鉛を含んでしまった鉄は強度が落ちるなどの欠点を持つことになります。
そして、車社会の日本では亜鉛を含む鉄というものが、ジワリジワリと増え続けております。
車に使われる鉄は、亜鉛めっきがされておりますので。
今後、鉄のリサイクルはお金を掛けてでも亜鉛の除去を余儀なくされることになるでしょう。
そうなれば、スクラップとしての価値が下がってしまい、再生化が鈍くなってしまう可能性もあるかもしれません。

光と闇を持ち合わせた亜鉛めっきですが、亜鉛めっき無しでは今日の鉄文化の発展は無かったでしょう。
今後、是非とも鉄スクラップからの低コストな亜鉛の回収技術の誕生が強く望まれます。
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