ゴミに対するモラル

2008年08月26日
雨が続きますね。
そして夏休みが終わり、普段の生活に戻られた方も多いでしょう。
学生の皆さんは、もうちょっとお休みでしょうか。
夏休みは、海に川に山へとお出かけする機会も多く、とても思い出に残るものでしょうが、思い出以外にもとんでもないものを残してくる方がいらっしゃいます。


清流を汚す“モラルゼロの人たち(毎日放送)


こうゆうものを見ると、もはや個人のモラルに任せるのは限界のように思えます。
後片付けやゴミの持ち帰りなど当たり前とはいかないようです。
若い人、お年のかた関係無く、捨てていく人は捨てていくようですし。
コンビニに家庭ごみを持ち込む、高速道路のSAに持ち込む・・・皆同様のことだと思います。

企業が同様のことを行えば、不法投棄となります。
家電4品目だって不法投棄になります。
また、河川敷や海でも同様にバーベキュー後のゴミなどが問題化しています。
こういったゴミを放置してくる行為も、立派に不法投棄と呼べるはずです。
現在も、河川敷や公園では花火やバーベキューといった行為は条例で禁止されている地域もありますが、それでもゴミ放置は発生し、河川敷のごみ処理費用は年間約630万円ものぼる場所もあるそうです。
また、付近の住民の皆さんも多大なる被害を被っているのが現状です。
こうしたことが続けば、そういった場所では利用の有料化や規制の強化といった方向に進まざる負えないでしょう。

自然体系というものは、保つことは今日では大変難しいものとなりました。
ちょっと昔ならば当たり前にあった自然でしたが。
そしてその自然は一度壊れてしまえば、元に戻すというのはほぼ不可能であると考えていただきたいです。

誰でも美しいものを見れば、心和むものです。
自分が楽しめば、後はどうなろうと知ったことではないという、後先考えない行動や、誰かに具体的に注意をされないと省みない行動というものは、まわりまわって己にかえってくるものです。

どうぞ自然に触れ堪能したのならば、それを次の人へ残すような行動をしてください。

何年かして、思い出の場所がなくなっていることはとっても悲しいことですから。

それでも野菜は棄てられる

2008年08月25日
昨日も大雨でした。
今日は曇りですが、いつ降りだしてもよいような空です。
今朝は市内の川の水量がかなり増えており、今日も降れば河川沿いの田畑への被害が心配されます。
今年は地震、大雨、日照不足と農家の方々には手痛い年となっております。
そこまで苦労した野菜ですが、今後を不安とさせる事態になっております。

鉄相場の下落と同様に、7月から野菜の卸売価格も下落しております。
現在、平年より2〜3割安い状態なのだそうです。
野菜の値段は、供給過多になれば下がるのですが、現在の野菜相場が低い原因は需要が減っているのが原因ではないかと考えられているそうです。
8月上旬に北海道と青森県で豊作のダイコン約310トンを廃棄したにも関わらず、価格下落は止まらず、キャベツやレタスなど他の野菜まで下落しております。
今後も野菜下落は続くものと考えられていますが、農家では原油高のために、このままでは経費倒れになってしまうという声も上がっています。

さて、野菜が安くなると価格の下げを抑えるために、大量廃棄というなんとも悲しいことをしなければならないのですが、一般消費者の皆さんは、この安い国産野菜を目にしたことがあるでしょうか。
野菜の値段が安い、安いと言われつつもそれは卸値のことであり、小売値とは違います。
スーパーで並んでいる安い野菜は、大抵国産以外の野菜であることが多かったりします。

更に、外食産業で使われている野菜もこうした安い国産野菜では無く、海外製野菜が使用されていることが多く、こうした矛盾に少々疑問が残ります。
エコと言うならば、無駄に燃料掛けて海外から安い野菜を仕入れてくるよりも、国内の野菜を使用させるようにすればいいのにと思ってしまいます。

ただ、生産調整自体は多くの国で行っておりますので、完全に無くすことは難しいでしょう。
なにせ生モノですから、モタモタしていればいたんでしまいます。
インドですら、大量の野菜がインフラの整備不足により廃棄せざる負えない状況です。

ただ、個人的にはやっぱり一生懸命作ったものが棄てられるというのはもったいないなと思います。
せめて大量廃棄するのならば、うちのオリバー♀を派遣して・・・

ブラウン管生産完全終了のお知らせ

2008年08月19日
今朝はどしゃ降りです。しかも寒い。
もう管理人上着羽織ってます風邪ひきそうなので。
お盆と共に、今年は夏の終焉が早かったのかと思う次第です。
そして夏の終焉と同様、一つの歴史が静かに終わりを告げようとしております。

皆さんご愛用いただきましたブラウン管に、遂に終焉が訪れる日がやって参りました。
国内のブラウン管生産完全終了のお知らせです。


さらばブラウン管、松下も撤退へ…薄型テレビ生産に専念(読売新聞)


日本最後のブラウン管生産メーカーである松下電器が、2010年度にはブラウン管テレビの生産を終了させるそうです。
これにより、国内メーカーでブラウン管を生産するところが無くなりました。

地デジやら薄型テレビの登場により、その役目を終えようとしているブラウン管であります。
しかしながら、一部ではその人気は未だ衰えてはおりません。
液晶テレビは描画がブラウン管に比べて遅いだとか、寿命も今のところブラウン管が一番です。
最近、大分液晶テレビを見かけるようになりましたが、それでもまだまだブラウン管ファン層も多いのも事実です。
しかしながら、メーカーは商品をどんどん買ってもらいたいわけです。
ブラウン管テレビはどこの家庭でもありますから、需要が今後大きく伸びることは考えにくい。
そこで新たな薄型テレビを推し進めようという考えなのでしょう。

まだまだ現役でがんばれそうなブラウン管なのですが・・・。

ブラウン管、まったく問題が無いかと言えばそうでもありません。
重い、大きいといった問題から、廃棄する際に困るのも事実です。
何せブラウン管の内側には鉛が塗ってありますから、処分にとっても困る一品です。
このブラウン管を処理してくれるところは、今やとっても貴重な処理場であります。

ここでひとつ疑問が発生します。
家電リサイクル法では、家庭から出た廃テレビはメーカーがリサイクルすることになっております。
当然、ブラウン管テレビもリサイクルされていることになっています。
ブラウン管は、家電メーカーのリサイクルプラントにて破砕されブラウン管製造メーカーに引き渡されていることになっております。

・・・ブラウン管もう作らないんなら、製造メーカー無いんですけど。

今後もブラウン管の廃棄は大量に出てくると思われます。
でもブラウン管の製造メーカーが無くなってしまうと、このシステムは成り立たなくなるのではないでしょうか。
疑問です。

そんな管理人の家は、まだまだブラウン管が現役です。

気をつけよう、甘い言葉と粗大ゴミ回収

2008年08月18日
久方ぶりの更新です。
皆様、夏季休業はいかがお過ごしでしたでしょうか。
管理人の地域では、天気の良い日が続きとはいきませんでしたが、過ごしやすい日が続きました。
お陰で家でゴロゴロできたわけです。
そのため、危うく社会復帰できないほどのダメ人間になる一歩手前で本日の出社となったわけです。

休み明けのテーマなど、何も思いつかないわけですが、2,3日前に見つけた記事から今日は書いてみようと思います。

ゴミというものの処理がお金が掛かってしまうという認知が、一般の方にも大分浸透してきた昨今ですが、きちんと細かく知っている方というのは、廃棄物関連に携わっていなければ中々いらっしゃらいでしょう。
まして、一般家庭のゴミなど産業廃棄物とも違い、地域地域でルールがありますからそこまで周知された一般の方はそうはいらっしゃらないと思われます。
家庭から出るゴミというものは、一般廃棄物というものになりますから処理の責任は地方自治体が負います。
責任を負う=処理費を負担するというものでは必ずしもありません。
粗大ゴミなどは、処理場に持ち込んでも処理費用は徴収されます。
また、家電4品目やパソコンなど指定された品目は運搬費、処理費を払って処分する必要があります。
こうした、一般家庭から排出されるゴミの責任は明確にしつつも、処理ルートやルールの不明確さがあることは否めないでしょう。
そうして不明確な処理はトラブルを発生させるものでもあります。


「無料と思ったのに…」 粗大ゴミ回収巡り苦情次々(朝日.com)


現在、回収に関してのトラブルが多く全国各地の消費生活センターに寄せられているそうです。
回収を無料でやります、お安く回収しますと言いつつ、作業終了後にアレコレ言われ高額な請求をされてしまうというものが多いようです。

粗大ゴミや家電ゴミは、一体どこに捨てに行けばいいか困りますよね。
ついつい家の片隅に置いておく他なく、そんなところに廃品回収しますよ〜安くしますよ〜なんて車が来ればついつい頼んでしまいがちです。

が、この時点で違法の場合もありますのでご注意を。
そもそも一般家庭のゴミは自分で処理場に持ち込むか、市から一般廃棄物の収集運搬を委託された業者しか行えません。(産業廃棄物許可や古物商ではありません)
無免許業者に委託すれば、委託した方もされた方も違法行為となります。
このような事態を防ぐために、いくつか注意が必要です。
まず絶対に必要なのは、回収する業者が、市町村などの自治体から委託された業者であるかを確かめることです。
委託許可証の提示を求めたり、市役所等の自治体の環境課などに問い合わせ、自分の住んでいる地域で回収することが出来る業者を聞いてください。
その際、ついでに回収料金、処理料金、回収業者の連絡先も聞いておくと良いでしょう。
また、処理場への直接持ち込みが出来る場合は自分で持ち込むのも手です。
法律に法り、かつ最も安く済ませる処分の方法です、基本的に回収から委託すれば、運搬費や回収費なるものが発生しますので。
また、捨てる前にダメ元でリサイクルショップなどに持ち込んでみてはいかがでしょう。
売れてしまえば問題ありません。
一般廃棄物だ産廃だという話は、有価物(お金がもらえる)には関係の無い話です。
リサイクルショップに持ち込み、例え100円だったとしても売れてしまえば儲けもの程度で挑戦してみてはいかがでしょう。

と、色々述べてきましたがゴミなんてもの通常よりお安くやりますなんて事、まず無いと思ってください。
パソコンなんて貴金属回収できるからなんて思われるかもしれませんが、今日日、回収できる金属よりも運搬コストや人件費のほうが掛かります。
中古パソコンとして売るか、どこぞの海外にでも輸出するかくらいでしょう有価で買い取りしますというのは。
くれぐれも甘い言葉には気をつけてください。

弊社もパソコンなど買取しておりますが、1,2台を回収しに行き、有価で買い取るというのはほぼ無理ですから。

条例と法令

2008年08月08日
今日も暑い朝となっております。
暑い時は水が恋しくなりますが、冷たいものを飲みすぎたり、海や川での水遊びは危険が伴いますので十分に注意してください。
この時期こそ水のありがたみが良くわかるわけですが、おいしい水というものはそうそう簡単に手に入るものではありません。
天然の水源というものは、それはそれは貴重なもので維持するにもとっても大変なものです。
それはまた、その地方の財産みたいなものですから、水源条例というもので守られていたりします。

しかし、その条例の存在意義を脅かす事態になっております。

条例というものは国が定める法とは別に、地方公共団体が自主的に法律の範囲内で制定することができる法です。
国内法体系の中では、国法よりも下位に位置づけられるものであります。
ですので、条例は法令に反してはならないとされております。
ですので、大抵の条例というものは条例準則あるいはモデル条例といったものを参考に作られている場合が多いそうです。

水源条例(水道水源保護条例)は、飲料水に関係する水源の汚染を防止することが目的の条例であり、水道法に基づいたものです。
水質を汚染したり水源を枯渇させることのないように定められたものです。
この条例に、今までに無い危機が迫っております。


水源条例の有効性に疑問も 産廃施設の進出規制 (紀伊民報)


水源条例で、水質の確保のために産業廃棄物処理施設の建設を制限していたら、それは違法という判決が出されました。
水源条例は地方公共団体の自主法であり、産業廃棄物の処理施設設置云々は都道府県が許認可権を持っており、廃棄物処理法が定める基準を満たしたものについては、知事は許可を与えるという仕組みになっています。
基準を満たしているのに、条例に違反しているから許可しない。・・・というのは条例が国法に反するということになってしまったようです。

条例が国法に反していけないことは確かに重要なのですが、水源というものは生き物の命なわけです。
それを考えると、法だ条例だとかではないようにも思えますが。

現行法体制の複雑さが条例を骨抜きにしていき、その地方で長く守ってきたものが脅かされるかもしれません。
そして、こういったことから産廃処理=悪という反発が益々進んでいくようにも思えます。

産廃の処理というものはどうがんばっても嫌われものなのでしょうか。

同じ処理業の立場にいる者としても、なんだかとっても複雑な気がします。
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