市町村からも嫌われ者な産業廃棄物処分場

今日は風がとっても強いです。
シートなどがバタバタいっており、破れてしまわないか心配です。
プラスチックみたいな軽いものだとどっかに飛んでいってしまうので、構内にゴミが落ちていないか見て回っております。
一般の工場であっても、風の強い日は構内を巡回して飛ばされそうなものが無いか確認しますが、弊社の場合、産業廃棄物処分場でもあるため、敷地外に何か飛んでったなど絶対にあってはならない事故として、清掃や片付けをして注意を払っております。
全国どこの処分場でも、構内の廃棄物等が風で飛んでいった…など起こらないように細心の注意を払っていることでしょう。
何せ、産業廃棄物の処理施設というものは、周辺にお住まいの方にとっては歓迎される施設ではありません。
廃棄物というイメージから、有害、有毒、健康被害、土壌や水質、大気の汚染がもしかしたら起こりそうと思われてしまい、いつしか処理施設自体、有害な施設と思われてしまいます。
そのため、常に全国のどこかで廃棄物処理施設に対して建設反対などの話題があります。
住民の方々だけならまだしも、市が宣言しちゃう例も出てきました。


産廃最終処分場反対宣言 千葉・勝浦市(産経ニュース)
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120321/chb12032122410003-n1.htm

千葉県の勝浦市では、住民団体の陳情を受けた市議会がこれを採択。
併せて市長が、「環境への悪影響や市の基幹産業である農林水産業、観光業への風評被害」を招かないよう「産業廃棄物最終処分場建設に反対する都市宣言」を行いました。
通常、処理業の許可や審査といったものは都道府県レベルで行われるのですが、今回の宣言で今後、勝浦市で最終処分場の建設は不可能になったと言えます。

この産業廃棄物最終処分場建設反対都市宣言ですが、勝浦市が初めてではありません。
他にも、昨年9月に埼玉県秩父市も宣言がありました。
いずれも、最終処分場からの汚染水の漏洩を危惧し、環境を保護するために市内には最終処分場を設置しないとするものです。
最終処分場は法的な規制も厳しく、立地も年々厳しくなっていますので、将来的には民間で行うことができないような施設になるかもしれません。
現在、利用されている最終処分場が一杯になってしまった場合、次の新しいところを探すのはとても大変になるでしょう。
場合によっては、中間処分は比較的近場で行えても、最終処分地が遠くになってしまうかもしれません。
産業廃棄物の処分、特に最終処分に関しては他県からの搬入には事前協議が必要となりますので、最終処分場を持たない県で産業廃棄物が発生する場合、その処分には苦労することにもなりそうです。

それにしても、産業廃棄物の処理施設というものは悪いイメージしかありません。
過去、大規模な不法投棄や事故が起こるたびに、その風当たりは強くなっております。
処理業を営む我々は、そのことを常に意識し、迷惑を掛けることのないよう努力をしなければなりません。

四方を高い塀で囲ってる怪しい施設と思われがちですが、これも飛散防止や侵入防止策として法律で定められていることなのです。
目隠しの意味ではありません。
隠れて何かヤバイ薬とかは作っておりませんので、ご心配の際にはお声を掛けて戴ければと思っております。
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