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メーカーの悩み

月曜日、雪が降りました。
しかも吹雪。
昨晩、大雨が降りました。
そして今日、桜満開です。

節の変わりを実感できた一週間となっております。

新年度となり、様々なメーカーさんの来社があります。
例によって景気の良い話はありませんが、最近の困った事という話題に共通性がありました。

一概にスクラップと言ってしまうと、金属のごちゃごちゃしたものというイメージが多いかもしれません。
実際には、金属種類毎、もっと厳密に言えば合金の種類や規格毎に炉メーカーへ納入します。
炉メーカーは目的の再生部材に合わせ、これらをブレンドしたりバージンの追加といった成分調整を行い製品を製造します。
ですので、スクラップと言えど分別がきちんとされていないと調整時に苦労します。
ここにきて全国的にスクラップの排出量が低下しております。
これは消費落ち込みの影響ももちろんありますが、時代の流れ的な部分もあります。
また、スクラップもシュレッダーのような機械作業の登場や、スクラップ買取額の高騰により分別という作業コストの削減、簡略化へと繋がり、結果、各メーカーに納入されるスクラップの種類に偏りが生じることとなりました。

メーカー側にとってこれは痛手であり、苦労を強いられる事態となっているようです。
納入されるスクラップの種類を選びたいところですが、スクラップ納入量自体も減少傾向にあるためそうも言ってられないところがあり悩ましい限りなのだそうです。

工場発生のスクラップを取り扱っている弊社でも、やはり材料の偏りは感じています。
ここ数年で、高価な材料は歩留まりを上げる→安い材料への代替と変わってきました。
スクラップ屋は調整が無い分メーカーよりは気楽ですが、金属の種類も多品種小ロット化してきており、保管場所が悩ましくなってきます。

今後、この偏りは益々進んでくるだろうと考えております。
スクラップ屋自体、過渡期にきたのかもしれませんね。
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