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PCB早期処理

先日の雪から、冷え込みが厳しいです。
各地で大雪に見舞われるなど、今年の冬は厳しいものとなっております。

新年明け、落ち着きが出てきました。
年度末が近づいてきており、廃棄関連の相談がチラチラと出てきております。
特に資産関係の除却を伴うような廃棄は、相談から廃棄作業までに時間と有することが多いようです。
決定するまでに時間が掛かる…のでは無く、決定に時間が掛かるから早目に動いていると解釈しています。

その中でも、予算的、内容的に重いため、早目に動いたほうが良いのが「PCB廃棄物」です。
当ブログでも度々書いてまいりましたが、PCB廃棄物の処理は内容が複雑で、届出が必要、処理費も高いうえ保管時にはしっかりとした管理が必要という厄介者です。

PCB廃棄物は大きく二つに分類されます。
PCB濃度が0.5%(=5000ppm)以下のPCB廃棄物および微量PCB汚染廃電気機器等を、”低濃度PCB廃棄物”と言い、PCB濃度0.5%を超えるものは”高濃度PCB廃棄物”と言います。
どちらもPCBが含有しているものなのですが、濃度によって処分先が変わります。
低濃度であれば、ネット等で探しても数は多くないものの見つけることができるかと思います。
高濃度にかんしては、中間貯蔵・環境安全事業株式会社(JESCO)に委託するしかありません。
http://www.jesconet.co.jp/
低濃度の処分先は約30社くらいあるのに対し、高濃度はJESCO1社、全国5か所のみしかありません。
高濃度の処理は順番待ち状態ですので、JESCOに登録することから始めないといけません。

平成28年8月、ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法が改正されました。
使用中の変圧器やコンデンサー等も含め、全てのPCB廃棄物及びPCB使用品は処分期間内に処分しなければならなくなりました。
低濃度は平成39年3月末まで、高濃度は東日本が平成35年3月末まで、西日本が平成33年3月末までです。
九州エリアは来年の平成30年3月31日までですから、あと一年ちょっとしかありません。
期間が過ぎると事実上処分することが出来なくなると注意書きがあります。
低濃度も平成39年ですから、あと10年くらいです。
PCB含有の有無、濃度の調査、処分先の選定、予算取り等々行っていると、1年などあっという間に過ぎてしまいます。
今から余裕を持った動きをしておいて損は無いと言えます。

普段、お目にかかることはまず無いPCBですが、出現した日には大騒ぎになること間違いなしです。
万一、PCBが含まれるようなものを発見した場合、JESCOや行政にまずは相談から始めれば十分に時間はあると思います。
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