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廃棄プラスチックのいま

中国が廃棄プラスチックの輸入を2017年後半から禁止し、半年以上が過ぎました。
身近なところでも、今まで売却できていたプラスチックが産廃となってしまっていると思います。
中国は世界中から廃棄プラスチックを買取しておりましたので、禁止措置で世界的に廃棄プラスチックが溢れています。

China Just Handed the World a 111-Million-Ton Trash Problem - Bloomberg
https://www.bloomberg.com/news/articles/2018-06-20/china-just-handed-the-world-a-111-million-ton-trash-problem


中国は1992年から、廃棄プラを国内で利用するため1億600万tにのぼる量を輸入しておりました。
しかし、全てのプラスチックが100%リサイクルされるわけではありません、一部のプラスチックは再生できずゴミとなります。
そしてその量も膨大であると推測されていました。
中国はこの問題に対し、ゴミとなる可能性があるプラスチックの輸入を2017年後半から禁止しました。
すると、それまでプラスチックのリサイクルを中国に頼り切っていた国では独自に廃棄プラスチックの処分を考えなければいけなくなりました。

アメリカの研究チームによると世界中で発生する廃棄プラスチックは、8割が埋立、1割が焼却。
残りの内、数百万tが海へと流れ出て、僅かな量がリサイクルされるのだそうです。
そのリサイクルされるプラスチックの半分以上を中国が引き受けていたのだそうです。

さて、中国に拒否されたプラスチックたち、現在でも世界中で問題となっています。
オーストラリアではリサイクルなど言ってられないと埋立行きです。
イギリスでは保管後、焼却行きだとか。
日本でも同じようなものです。
有価物では無くなったプラスチックは、焼却やRPF化となりました。
処分場はプラスチック系のごみが急に増えることとなったわけです。
長い目で見るまでもなく、いずれプラスチックごみがだぶつき問題となるでしょう。

一部の国や企業ではこの問題に対して、
・使い捨てプラスチックの使用を減らすor止める。
・自ら再生利用する方法を考える。
といった動きが生まれています。
EUでは使い捨てプラスチックの使用禁止、先日台湾でも来年7月から使い捨てストローの提供を禁止することが決まりました。
日本でも使い捨てプラスチック製品が消える日も近いのかもしれません。

便利なプラスチックですが、こうなってくると問題山積です。
何事もほどほどなんですね。

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