油とアスファルト

昨日、皆既日食がありましたが、ツアーも組まれるほどの大イベントだったにもかかわらず、観測地の鹿児島県トカラ列島の悪石島では、大雨でした。
これはなんとも残念です。
ツアーも決して安い金額では無かったようですし、参加された方は本当に残念だったことでしょう。
しかし、皆既日食が起こると太陽は見えなかったものの、周囲が一瞬して暗闇になる貴重な体験をされたそうです。
インドでは、皆既日食は縁起が悪いとしてお祈りをする人がいらっしゃるようで、そういった意味でも風雨に遭うというのは、インドの方にしてみればそれすらも皆既日食が起こした現象だと思ってしまうのかもしれません。

岩手は皆既日食どころか、雨でず~っと暗かったんですがね。

それはさておき、廃棄物関連のお話でもしましょう。
廃棄物にも様々ありますが、機械設備が不要となり廃棄処分することがあります。
ここで弊社が一番気をつけるのは、機械設備内に残っている「油」です。
油圧タンクなどついているものなど、油を使用している設備は沢山あります。
その油を排出者側で抜いてもらったとしても、完全に綺麗になるわけではありません。
そして、僅かに残った油が、運搬車両に積みこもうとリフトアップした拍子に、油がダラ~なんてことが起こるからです。
油が垂れると、滑るはベトベトするはで大慌てで除去を行うのですが、地面がアスファルトの場合この油やごれが厄介このうえありません。
なんとこぼれた油で、アスファルトが溶けてしまうからです。

アスファルトは、砂利などの骨材を原油から作ったアスファルト化合物で結合させた物です。
ですので、そこに油なんかがこぼれるとにアスファルト化合物が溶けだしてしまうのです。
これは、油もアスファルト化合物も、元をただすと同じ原油製品だからなのです。
どうして同じ油同士だと溶けるのよ?って思われる方もいらっしゃるかと思います。
簡単に言うと、油とアスファルト化合物内の油分が合体して、アスファルトの結合力を弱めるのだと思ってください。
図で説明すると、

(´A`)(゜A゜)(´A`)  このように、アスファルトはアスファルト化合物と骨材の組み合わせでできております。
*(゜A゜)←アスファルト化合物、(´A`)←骨材
そこに、(・∀・)←油がやってくると・・・

ヤァ (・∀・)ノ                              (´A`;)(゜A゜)(´A`;) ウア、クンナ!

            ↓

ナカーマ (・∀・)ノ    ヽ(゜∀゜)-3 オオ!同胞ヨ      Σ(´A`;)   (´A`;) オイオイッ!

            ↓

ワーイ (・∀・)ノヽ(゜∀゜)                       (´A`;)   (´A`;) アア~モウダメダ~

となってしまい、アスファルトの骨材だけが残り、つなぎ役だったアスファルト化合物は油と一緒になってしまいます。
そうなると、アスファルトの表面は柔らかくなったり、骨材だけとなってしまい結果穴となってしまったりするのです。

こんな理由から、油の取り扱いには注意を払うことを社内では教育されております。
しかしアクシデントはつきものです。
万一、油が漏れた、垂れたなんて時は、緊急の対策を行わなくてはなりません。
まずは被害の拡大を防がなくていけませんね。
放っておくと、段々広がっていったりします。
油をウェスなどで拭き取り、いち早く油を除去しましょう。
水なんて掛けても、油が広がるだけですし、土壌汚染に原因にもなりかねませんのでやめましょう。
もちろん油が出てきてしまった部分に、ウェスを詰めたり、垂れてしまった部分も拭き取りましょう。
油部分はむやみに立ち入らないようにします、靴底やタイヤに油がついてしまうと、そこらじゅうに油汚れを拡散することになってしまいます。
ウェスなどで十分に油汚れを染み込ませ回収できたのならば、専用の薬液や洗剤などで油汚れを除去しましょう。
時間が経てば経つほど困ったことになってしまう油汚れです、すばやく丁寧に作業します。
専用の薬液を使用すると便利なのですが、手元に無かった場合は油汚れを落とせそうな洗剤(台所洗剤や洗濯洗剤)でも構いません。
最後にはデッキブラシで良くこすりながら水洗いをします。

それでも大きな黒いシミが残ってしまうかもしれません。
もうこうなってしまったら諦めるしかありません。
それほど厄介なのが油汚れです。

機械設備など、油を使用していそうなものを廃棄する際には、取り扱いに十分にお気をつけください。
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コメント

Re: タイトルなし

失敗というのは、人によって様々です。正に個性そのものだと思います。
弊社にも、灯油をタンクに移そうとして忘れて、一面灯油の海にした者もいます。トラックの給油を満タンに入れ過ぎて、お客さんの敷地に撒いた人もおります。「助けて!」なんてお客さんに電話貰って駆けつけたら、廃油をドラムに移し替える作業している途中で、見事にぶちまけて半日デッキブラシで油落としをしたことだってあります。管理人なんて、お客さんの門やら外灯をぶっ壊したこともあります。
それでもこうして元気にやっております。
そうした失敗の繰り返しが、年輪のように積み重なってひとつの経験というものになるのではないでしょうか。
まあ、みんな大なり小なり失敗してベテランになるんだと思いますよ。
大事なのは、早めの気持ちの切り替えで、いかに早く立ち直り失敗を次に活かせるかだと思います。あまり考え過ぎると、他の失敗を生んでしまうかもしれません。
管理人の場合、後悔や過ぎた反省をするよりは、同じ失敗をしないよう対策を早めに練るようにしています。
反省しなさすぎと良く言われますが・・・。

2010/03/08 (Mon) 08:31 | 管理人 #- | URL | 編集

ありがとうございます。実はここまでひどいのは初めてでしたが前にも、でして・・・。流石に自分に嫌気がさし、一週間ほどは食事ものどが通りませんでした。お客様に『顔色が悪い』『やつれた』とかご心配をいただきまして、自分が一種の断食状態になっても状況は変わらない、何かできることをする為にもと、今は普通に食欲も戻ってきました。再度と起こさないようにやり方も変えました。何度も同じ失敗にはこれでピリオドです。精神的にもかなり疲労しましたが、経験にはなりました。
ポジティブに あせらず ゆったり 気持ちを込めて日々を過ごしたいです。

2010/03/06 (Sat) 11:49 | へこみまくり #- | URL | 編集
Re: タイトルなし

今回は、良い経験だと思いますよ。
実際、どこの会社でも起こりえる問題ですし、灯油に限らずガソリン、軽油など油をアスファルトにこぼしてしまうとどれだけ大変なことなのかお判りになったと思います。
接着剤が入っていた空き缶を外に放置していたら、雨水が入り込み、それが溢れてアスファルトを乳化させた・・・なんて例もあります。
また、同僚の方は気にしないとのことですが、見る人は見ているものですから、へこみまくりさんのように気にすることも大事なことだと思います。そうすれば次から同じような失敗や、更に大きな事故を未然に防ぐことができるはずですから。
ホームセンターで売っているレミファルト等の、常温で使用できるアスファルトはやっぱり剥がれてしまいます。仰る通りひび割れを埋める程度ですね。
コンクリートとアスファルトは材質が異なりますから、伸縮率も違いので両者が一体になることはありませんから、どうがんばっても剥がれる運命にあります。

また、私個人は失敗談から沢山の知識を得られると思っています。
ですので、へこみまくりさんの書き込みは大変ありがたいと思っております。
この書き込みを読んで、「そうか気をつけなければ」と思った方は必ずいらっしゃるはずです。

私のアドバイスが、的確かと言われれば・・・なのですが、私の経験上のことで良ければ、ご返事書かせて戴きますので、これからもよろしくお願いいたします。

2010/03/05 (Fri) 17:04 | 管理人 #- | URL | 編集

早速のお返事ありがとうございます。気にしすぎなのでしょうか。(もちろん不始末のした身にとっては当たり前なのですが・・・)
この事実を知っている同僚はアスファルトがえぐれていても、コンクリが変わっていてもさほど何も言わずの状態で。塗りたてってバレバレだと思うのですが。(歩幅1回*3回ほどの面積)
とりあえず土や砂を刷り込むように自然な汚さを演出できるよう努力してみます。ちなみに。コンクリを入れる前、ホームセンターのアスファルト補修材ひび割れ用を入れたのですが、見事にぺろっととれました。やっぱりアレはひび割れ用、です。まさかこれだけの灯油をこぼしてしまう人はめったにいないとは思いますが、今後もしどなたか駆け込みメールが来たときには・・・助言になりませんね・・・。
いろいろと親身になっていただきありがとうございます。これが終了でなく、すぐにもまたアドバイスを仰ぐかも分かりません、その場合はどうぞ見捨てないで下さい・・・。勝手ばかり申し上げます。

2010/03/05 (Fri) 13:07 | へこみまくり #- | URL | 編集
Re: タイトルなし

ぬうう・・・これもまた難題ですね。
文章から察するに、目立つ場所なんでしょうね。
残念ながら、異なる材料間で色をごまかすのは難しいのではないでしょうか。
そちらの専門では無いので、良い方法が思いつきません。
色を塗ったところで、コンクリの表面はすぐに風化して剥がれてしまうでしょう。
苦肉の策でコンクリート表面に、アスファルト補修材やコールタールでも塗ってごまかす程度しか思いつきません。
何か良い方法をどこからか仕入れたら、またお知らせします。

2010/03/05 (Fri) 11:20 | 管理人 #- | URL | 編集

回答ありがとうございます。ご指摘のとおり粉物は少量には良いのですね、の状態です。困り果てて仕様が無く知り合いの建築会社に泣きつくとアスファルトは外注になるのでと、よくあるベージュ色のコンクリを入れてくれたのですが、白いコンクリと灰色のアスファルトに挟まれ、目立っていて・・・今度は色を何とかごまかす手はないのでしょうか・・・? 次から次ですみません

2010/03/04 (Thu) 13:08 | へこみまくり #- | URL | 編集

≫へこみまくりさん

こんにちは、大変なことになっているみたいですね。
どの程度撒いてしまったのかわかりませんが、事態は緊急を要するようですね。
とりあえず、水分を布や新聞紙などで十分に吸わせ、二次被害の拡大を防止したほうが良いでしょう。
雨が降られていると厄介というか、防ぎようがありませんが・・・
水分を除去したあと、アスファルト表面が乳化していない場所は、粉石鹸や台所用の洗剤など散布して油を分解してあげてください。
油を吸着させるのに粉ものは確かに良いのですが、油分が大量の場合には効果が薄い場合もあります。
まずは油分の除去が優先です。
その後、仕上げとして浮き出てきた油を吸わせるために粉ものを使用してください。
砂や灰は良く吸ってくれます。
それでも駄目な場合は、業務用のものを使用することをお勧めします。
業務用は高いですけどね。
http://www.mildsoft.jp/powerful.html
こんなのです。
3~4月経過してしまっているので、アスファルト内部にまで浸透している可能性があり、アスファルトが浮いてきているかもしれません。
そうなるとアスファルトの自体の補修が必要になるかもしれません。

とりあえず、油を吸い出すことが必要です。

2010/03/01 (Mon) 08:57 | 管理人 #- | URL | 編集
この結果にどうすれば良いのでしょう

3,4か前にアスファルトにかなりの灯油をこぼしてしまい、知識無く
水をまきました。その後だめもとで塩をまきました(翌々日くらい)粉物は油を吸い取るときいたので 今日雨でその部分に油が浮いています。とりあえず油をすって
いますが・・・どうしたらいいのでしょうか 

2010/02/26 (Fri) 15:54 | へこみまくり #- | URL | 編集

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